84歳との壁

色々難しいのだとは思います。

祖父(84)と伯父夫妻が暮らしている母の実家へ単身(というか、私と猫1匹)で、今月6日より泊りにきています。
祖父の息子(伯父)が嫁さんと暮らしている感じです。
祖父と伯父の間柄は色々難しい関係もありまして、まあ、あまり、そういうところはあまりなんとも言えないです。

祖父は、ぶっちゃけ、なんていうか、変わったなあ……って思っています。
今年で85歳になって、自分の身体も自由に動かなくなってきて、それでいて息子で当主たる伯父のこと、病気がやばい私のこととか、自分が死んだあとの不安に急かされているという感じがあります。
祖母が逝去して幾年。祖父にも色々あったのだろうと思う。
母が週末などに面倒を見に来ているようですが、母も大病を患ったりなんだりして大変なこともあり。

私が猫を飼い始めたとき、まるで曾孫ができたみたいに「連れてこい、連れてこい」と言っていたので此度の帰省で連れてきたのですが、猫にも私にもストレスが多いかな、というのが現実でした。

再三いうけれど、誰が悪いって話ではないんですよね。
祖父は祖父なりに心配が先立って、自分の主張が強くなっていて。
伯父や伯父嫁にとっては祖父の考えは古すぎて受け入れがたい。
結局私も母も外部者だから、よその家庭についてはあまり介入するのが好ましくない。

なので、難しいことは考えないで、なるべく聞き流しています。つらい。
もう祖父とこうして何日ものんびりすることは最後になるかもしれないからと思って過ごしています。
祖父も、機嫌がいいときは機嫌がいいですから。

「正社員でなければダメだ。パソコンなんか誰にでもできる」
「お前は身体が弱いから身体障碍者になればいいんだ」
「お前の周りの人間は話に聞いているとダメなやつばかりだ。もっと人間汗水たらして朝早く起きて夜は早く眠ってって生きるものだ」

こういう小言が、今の私には色々とつらいものがあります。
私が今日の朝8時にアラームをかけて寝ていたら、「もう朝8時なのに起きてこない!」といって、クロちゃんを勝手に連れ出して、逃がしたのもつらかった。本当にこれはつらかった。「おじいちゃん、ひどい!」って言ったら「酷いだって?俺がお前を養ってやってるんだ」って。
幸い、クロちゃんは、玄関の下駄入れに隠れていて無事に保護できたのですが、ちょっとあまりにも酷いと思った。
それでも、祖父を怒っても拉致があかない。
母には祖父の問題行動等をちょこちょことLINEで報告しているけれど、とうとう苦笑気味に「もう頑張ったから迎えにいくよ?」と言われました。
それなりに精神的にきついめに遭っていたくらいに捉えていただけたら嬉しいです。

私の障害をわかっていないことは、仕方がない。
それなのに、こうしたらいい、ああしたらいいと、心配からきていることはいえ我儘になり、自分の考えを強要してくる。
そして、年が年だから、ああだこうだとは言いにくいし、言ったところで何も変わらないでしょう。わからないんです。
それでも私にとっては大事なおじいちゃん。
板挟みなのかすりおろしなのかフードプロフェッサーなのか、わからない状態です。

明日の朝も、クロちゃんを勝手に外に放り出してしまうのではないかと思うと怖くて眠れない。
それだけは、ないように、願っています。
そのことを母に先ほど電話で吐露して泣いてしまう程度に私は追い詰められているんだなって気づきました。
早く海のある、自分の実家に帰りたいとは、今は思っていません。
酷いことがあっても、おじいちゃんはおじいちゃんだから。
それで、おじいちゃんしかもう私に祖父はいないから。
この短い時間が、おじいちゃんと過ごす時間として最後なのかもしれない。
もしかしたら、次に会うまでの間にもっと身体を壊してしまって、おじいちゃんまで死んでしまうかもしれない。
そのときになって「あの時こうしていたら」なんて言いたくない。
大切な人がいなくなるのはもうたくさんなのに、だけども嫌だと言ってなくなるなんて都合がいいことはない。
だから私は今、逃げたりしないで、あるまんま、予定通り、過ごしているのが一番望ましいんだと信じている。どうかそれで、正解だったと思いたい。

今日もクロちゃんは、元気でした。

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